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旅に出るのに、理由はいらない。

コンドルのいる動物園、シルクロードの寝台列車、マルタで過ごしたひと夏。海外30カ国・国内の旅行記と、旅についてのあれこれを綴ります。

トルコの地酒「ラク」は強烈…舌がビリビリに…!宴会、そして夜の徘徊で、セルチュク最後の夜をエンジョイ。

セルチュク2日目の夜。

マリア、ジリアン、ニコル、CEO(ガイド)のデニス、ドライバーのチンギスと一緒に、デニスオススメのレストランにやってきた。

 

まずは前菜(メゼ)を選ぶ。今日までの旅で、食事の時にみんなが自分のメゼをたくさん分けてくれたから、今日は私も奮発してたくさん頼んじゃおう!

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手前から時計回りに、酸味のきいたヨーグルトのペースと、塩味のスクランブルエッグ、トマトベースの煮込み、ビネガー風味の豆サラダ。

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どれも、素材の味はしっかりして、味付けはどぎつくなく、日本人にも好みの味。

トルコは全体的に食べやすい料理が多くて、食事が楽しい旅だった。

 

今日のドリンクには、蒸留酒「ラク」を注文。これまで、地ビールのエフェスか定番カクテルしか飲まずにきたから、地元のお酒にチャレンジしたくて。

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高さ15センチくらいのグラスの半分くらいに透明な「ラク」が注がれていて、氷の容器で冷やされている。

そこに水を足すと、こんな感じで白く濁る。

 

いざ飲もうとしたら、マリアとジリアンが目配せしてクスクス笑ってる!

私「なになに?!どうかした?!」

ジリアン「あなた、それがどんなお酒だか知ってる?」

マリア「私たち、チャナッカレであなたが帰った後、もう一軒行ってこれを飲んだの」

私「で、どうだったの?」

ジリアン「wwww」

マリア「自分で確かめるべきね!私はもう飲まないけど、きっといい経験だからぜひ一杯!」

で、なぜかカメラを構え出すマリア。

 

いやー、なんかすごいものを頼んでしまったっぽい。。

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一口、多めに含んで、ごくっと飲みこむ。

 

…めっちゃビリビリする!なんだこれ!!

強いお酒特有の、飲みこみづらくてカァ~っと回る感じも強烈なんだけど、なぜかビリビリする。

辛い、というか、なんかケミカルな味がする。

 

強烈な味にやられて渋い顔をしてる私を見て、みんな爆笑。

マリアに写真を送ってもらえば良かったけど、たぶんひどい表情をしてたはず(笑)

ちょっと口いっぱいに含み過ぎたよね!

 

「なんか、すごい味…。どことなく薬品っぽい味がする気がするんだけど…」

と、息も絶え絶えに言うと、デニスが教えてくれた。

「アニスっていう薬草が入ってるから、たぶんそのせいね」

 

いや~、強烈。

個人的には、ごはんに合う酒ではないなぁ…笑。

ナッツとか、塩辛いつまみと一緒に飲むならいいかも?!

 

そうこうしている内に、ケバブ到着!

お肉はまたラムを選びました。日本だと鳥や牛より高いから、トルコにいるときに存分にラムを楽しんでおこうと思って。トマトソースがたっぷりでおいしい。

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この時点で、皿の向こうのラクはほとんど減っていません(笑)

 

テーブルに肉が来ると、急に何匹も猫が寄って来た!

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猫と遊ぶチンギス。肉をそのままあげると塩分が多すぎて体に悪そうだから、丹念にナプキンで拭きとってから差し上げる。

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ラクとケバブを楽しんで、ひとしきり宴会で盛り上がった後、チンギスは日課のウォーキングへ。私たちは町をぶらぶらすることに。

私は、今日の昼に行ったフーリアさんのいる土産物屋が気に入ったから、そこにみんなを案内した。

 

あ、看板猫のズズはやっぱり店先に居る!

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 「あら、また来てくれたのね!」と歓迎してくれるフーリアさん。

「仲間も連れて来たの!」と言うと、人数分お茶を入れてくれた。

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私はなべしきを2枚、自分用と祖父へのお土産用に選んだ。

マリアは小さなピアスを買ったみたい。

デニスはここの店に来るのははじめてで、フーリアさんとしばらくトルコ語で話しこんでいた。

 

すると、奥に居た店のおじさんが「君たちにプレゼントだよ。何度も来てくれてありがとね」と言って、キーホルダーを贈ってくれた。金糸の入ったしおりもくれた。

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人情に嬉しくなって、この店がますます好きになった。

「デニス、またツアーでセルチュクの町に来たら、またこの店に寄ってあげてね!」と言ったら、「OK!でも、あなたここの広告屋さんみたいね!」と笑われた。

いくら広告しても私には一銭も入ってこないけど(笑)、でも素敵な店はみんなに教えてあげたくなってしまう。

 

30分くらいセルチュクをぶらぶらして、ホテルに帰ることに。

たった2泊のセルチュクをずいぶん好きになってしまったので、明日の朝にはここを経つのが寂しかった。

旅ではいつも、初めての町を少しずつ知って、好きになる頃に町を離れるから切ない。でも、その切なさが旅の醍醐味だったりする。

 

ホテルに着く直前、ベジタリアンのジリアンが自分用のフルーツを買っていた。

グラム売りの果物の屋台、日本にはないよなあ。こんな夜までやってるってことは、買う人が結構いるんだろうな。

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最後に、セルチュクの町で印象に残った、なんでもない風景をいくつか。

 

ホテルの屋上からの眺め。町はあまり大きくなくて、町をはずれると、すぐに野っぱらや畑が広がっている。

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屋上は朝食のレストランとして使われている。朝日と風が開放的で気持ちいい。遠くには聖ヨハネのバジリカが見える。

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ホテルのすぐ近くには、猫とアヒルがいつもたむろしていた。私は寝るとき多少うるさくても朝まで爆睡できる方なんだけど、ジリアンは「あのアヒルが朝騒いで寝れなくて大変だったの!」と憤慨していた。

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このタイプの鳥の丸焼きも街中で良く見かけた。日本だと縦長のそぎ落とすケバブばかり有名だけど、トルコの街中ではいろんなタイプの肉料理があった。

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このボードゲームをやってる人がたくさんいて何だろうと思ってたんだけど、これが有名な『バックギャモン』なんだね!ネットで検索して初めて知った。

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以上で、セルチュクは終わり!

明日はパムッカレ。真っ白な石灰棚が楽しみです。