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旅に出るのに、理由はいらない。

コンドルのいる動物園、シルクロードの寝台列車、マルタで過ごしたひと夏。海外30カ国・国内の旅行記と、旅についてのあれこれを綴ります。

ハッピーバースデイ、チンギス!トルコ・セルチュクでドライバーさんの誕生日パーティを開く。

今週のお題「海外旅行」トルコ4日目、私たちG-Adventuresの一行は、“エーゲ海の真珠”イズミルの町・セルチュクにいた。

 

前日、アイワルクの海の見えるレストランで、ドライバーのチンギスは「今日は54歳最後の日なんだ」と言っていたから、今日が55歳の誕生日のはずだ。

G-Adventuresでは、旅の最中にメンバーが誕生日を迎えるとみんなでお祝いする。

ペルーではクスコに居る時に私の誕生日を“金太郎”という日本料理屋で祝ってもらったし、アメリカ西海岸ではロシア人のフローラの誕生日をキャンプ場で祝った。

今日のディナーでチンギスのことお祝いするか、CEOのデニスに聞いた。

「もちろん!ちゃんと計画はしてあるから、楽しみにしてて!」

 

夜、メンバー全員でレストランに行くと、チンギスだけデニスに何か言い残してふらっと出ていってしまった!今日の主役なのに!

「ねえ、チンギスはどうしたの?」とデニスに聞くと、「そこの床屋でひげを剃りたいんだって」とのこと。

トルコの床屋、ちょっと気になったので行ってみた。

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チンギス発見!!

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剃られてる剃られてる笑!私が手を振ると、ウィンクしてくれた♪

 

ひとしきり髭を剃るチンギスを堪能して笑、メゼ(前菜)選び。

右上の、トマトの肉・野菜詰めにした。

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メインディッシュには、ラム肉の炒め物。

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注文が終わる頃、チンギスが戻ってきた!あご回りがさっぱり❤

誕生パーティでのおめかし、ってことかな?

 

店員さんが、大きく膨らんだパンを運んできた。

「これを、思いっきりナイフで突き刺すんだよ!」と言いながら、大きく振りかぶるチンギス。

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ザクッ!

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はしゃぐチンギス♪楽しいパーティです♪

 

このトルコパンと一緒に、前菜をいただきます。素朴な味でおいしい!

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そして、きました!ラム肉どーん!!

こちらも、シンプルな塩味でおいしい。トルコ料理って、味付けが素朴で素材の味が楽しめて、日本人の口に会うと思います。

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この日は、おいしい食事を食べながらチンギスとたくさん話しました。

チンギスは観光専門のドライバーで、この道30年のベテラン。

デニスいわく、「ガイドよりも観光地に詳しくて、だいたいどの名所にもいったことがある」んだって!

トルコ東部黒海に面したorduという町で生まれ育って、イスタンブールに上京して今の仕事をずっとしているらしい。

折しもISISが世間を騒がせている時期だったため、誰かがトルコの東部の国境辺りの治安はどうなの?と聞くと、「トルコの国内にいる限りはどこも安全さ!」と胸を張って言った。「俺はこの国が大好きだ」と続けた。

 

ひとしきり喋って食べて、メインディッシュが空になった頃、突然後ろの方でなぞの「シュゴゴゴゴ!」という音が!

振り向くと、店員さんが花火付きのケーキを持ってきてくれた!

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「ありがとう!ありがとう!今日はおれの誕生日なんだよ!」と周りのテーブルの知らない人にも、嬉しそうに宣伝するチンギス♪

 

すると、そこにもう一つ大きなケーキが運ばれてきた!

「2つも?!なんて最高な誕生日なんだ!」

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一つが私たちから、一つが店から。(さすがチンギス、各地のレストランに知り合いがいる)

どっちのケーキが私たちのか聞けなかったけど、まあいいや(笑)

ケーキを手配してくれたデニス、ありがとう♪

 

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さすが海外、日本だとあまりお目にかかれないド派手なデコレーション。

みんなであらためてチンギスの誕生日に乾杯して、ケーキを食べました。

 

チンギスはケーキを食べると、「夜は健康のために歩くから」とさっさとレストランをあとにした。去り際に「センキュー」と嬉しそうに叫んで、それを見た私たちもチンギスがパーティを楽しんでくれたようで大満足だ。

 

残ったデニス、ジリアン、マリア、ニコルと、それから1時間くらいおしゃべりをした。

女だけの旅は、こういうとりとめもない時間も楽しい。

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ふと通りを見ると、猫が何匹も地べたでくつろいでいた。

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この夜は、なんだか時間がゆっくり流れていた気がする。

何時間同じテーブルにいたかわからないけど、ぜんぜん飽きなかった。

途中から寒くなってきたけど、いつまでもホテルに帰りたくなかった。

チンギスが帰った後も、楽しさの余韻が冷えていく夜の中で消えずに残っている気がして、この夜が終わるのが惜しかったから。