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旅に出るのに、理由はいらない。

コンドルのいる動物園、シルクロードの寝台列車、マルタで過ごしたひと夏。海外30カ国・国内の旅行記と、旅についてのあれこれを綴ります。

アイワルクの海辺のテラスでディナーを。エーゲ海に沈む夕日、名物の魚のから揚げ、そしてやっぱり猫。

アイワルクの町をひとしきり一人で歩いて、G-Adventuresのみんなと合流してディナーに向かった。

ツアーメンバーのニコル、ジリアン、マリア(みんなアメリカ在住の女性)と、CEO(=ツアーガイド)のデニス、ドライバーのチンギスと、海沿いのレストランに向かった。

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デニスが「店に入る前に、少し夕陽を見ていきましょう」と言うのでついて行った。

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ちょうど、島に日が沈んでいく。

この小さな島の向こうには、トルコのレスポス島があって、そのずっと先にギリシャがある。

 

並びのレストランは、みんな海にせり出したテラス席がある。

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あ、チンギス発見!

私たちのレストランはすぐ隣で、チンギスはすでにそちらに先回りしていた。

塀を乗り越えて隣に行けそうな気もしたけど、海に落ちたら大変なのでやめておく。

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席に着く前に、店の中で前菜とメインディッシュを選ぶ。

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つるっとした野菜が食べたくて、緑の葉野菜の3種盛りトマト添えを注文。

手前の、節のある野菜は“Samphire succulent”というらしい。おいしかった。

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小魚の開きと貝の酢漬けも美味しかった。チンギスが自分で頼んで、美味しいから食べな、とわけてくれた。

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食べている内に、夕日は島の向こうへ沈んでいった。

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そこに、本日のメインディッシュ登場。

魚のから揚げ?のような何か。料理名は聞かなかったけど、ここの名物らしい。

魚には片栗粉みたいなのが周りについてカラッとした歯ごたえで、円形にびっしりと並んでいる。

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さっきの野菜三種盛りだけで、“日本のサラダランチ一人前分”くらいはあってお腹がいっぱいだったから、みんなにも食べてもらった。 

いつのまにか、見上げるとすっかり夜の空。夕日は島の向こうに僅かに見えるだけ。

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猫が好きなチンギスは、魚を少しちぎって猫にあげた。

同じく猫が好きな私も、彼にならって魚のかけらをあげた。

レストランにはおこぼれを狙う猫が10匹位いた。 

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一匹のトラ猫は、テーブルの下に潜り込んでずっと動かなかった。

ちょうど私とチンギスの足と足の間に。

ジリアンは、「猫って賢い。この中で誰が猫好きかちゃんとわかるのね」と笑った。

「こいつはたぶん、妊娠してるよ」とチンギスが行った。確かに、そのトラ猫はお腹が大きいようにも見えた。チンギスは、特別扱いして大きい魚をあげた。

トルコで旅していると、一日一度は猫との思い出が作れる。

 

ちょうど全部の食事を食べ終わる頃、寒くなったのでチャイを頼んだ。

トルコで飲む、はじめてのチャイだ。

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とても渋いので、角砂糖を入れるとちょうどいい。

体に灯りがともるようなあたたかさ。

お茶を飲み終わると、チンギスは明日に備えて帰った。

 

デニス、ニコル、マリア、ジリアンと、夜の港町を歩くことに。

夜のアイワルクは静かだった。

でも、怖い静けさじゃなくて、穏やかでくつろげるような静けさ。

ネオンは一つもなかった。

オレンジ色の街灯と窓の明かりだけがぼんやりと光って、水面にも反射している。

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マリアがアイスを食べたいと言うので、昼間私が食べた店の隣のアイス屋へ。

アイワルクではチューインガム風味のアイスが人気で、ここにあるアイスもみんなそう。

デニスも「これ好きなの。アイワルクに来るといつも食べる」とひとつ買っていった。

ニコルとジリアンは、ガム味のアイスを盛大に気味悪がっていたけど、マリアとデニスは美味しそうに食べていた。

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しばらくぶらぶら歩いて、泊まる古民家に帰った。

帰り道、誰もいない広場の真ん中に猫がいてにゃあと鳴いた。

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