読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

旅に出るのに、理由はいらない。

コンドルのいる動物園、シルクロードの寝台列車、マルタで過ごしたひと夏。海外30カ国・国内の旅行記と、旅についてのあれこれを綴ります。

3500年も前に、グローバルに旅をした少女がいた!彼女の名は「エクトヴィズ・ガール」。

ナショナルジオグラフィック日本版サイトで、素敵な記事を見つけました! 

natgeo.nikkeibp.co.jp

 

デンマークには、1921年に発掘された「エクトヴィズ・ガール」という名で知られる青銅器時代の少女の遺体があります。(エクトヴィズガール - Wikipedia)

 

彼女の遺体を調べた考古学者・フレイ氏が、彼女がヨーロッパの広範囲を移動していたという研究を発表したそうです。

 

どうやったら移動した事実なんてわかるの?!と不思議に感じましたが、体内の「ストロンチウム」という物質を調べることで、何歳の時にどこにいたかわかるそうです。

 

 (以下引用)フレイ氏は、ストロンチウムという元素の同位体比の微妙なばらつきを分析する専門家だ。ストロンチウムは地殻中に広く分布していて、植物や動物の組織に蓄積する。この元素の同位体比は場所ごとに異なるため、体の各部位に含まれるストロンチウムを調べれば、その組織が形成されたときに地球上のどこにいたかがわかるのだ。「いわば、地質学的GPSですね」

 

ストロンチウム-90(90Sr) | 原子力資料情報室(CNIC)

ストロンチウム - iElement

 

研究に寄れば、彼女はデンマークやドイツを複数回に渡り行き来していたらしい…。

 

こんな古代にも、グローバルに旅していた人がいたなんて!

 

フレイ氏はこう語っています。

「現代人は、自らを高度に発展した人間であると思い、グローバル化を新しい現象のように考えています。(中略)ところが先史時代の研究が進むにつれて、人類は大昔からグローバルに暮らしていたことが明らかになってきているのです」

 

確かに私も、国境を越えた長旅が一般人のものになったのは、ごく最近のことのように感じていました。でも、3500年前にこんな風にヨーロッパを行き来した女性が居たなんて!

 

「エクトヴィズ・ガール」が移動した理由は特定されていないそうです。

 

今のところ、政略結婚によりドイツからデンマークに(強制的に?)嫁いできたという見方も、2つの地域を自由に行き来した自主性のある女性だったのではないかという見方もあるようです。

 

果たして、彼女が旅をしたのはなぜだったのでしょうか。

 

旅に出るのに、理由はいらない…が信条の私でも、「エクトヴィズ・ガール」が旅した理由が気になるのも、正直な気持ちです。