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旅に出るのに、理由はいらない。

コンドルのいる動物園、シルクロードの寝台列車、マルタで過ごしたひと夏。海外30カ国・国内の旅行記と、旅についてのあれこれを綴ります。

高円寺阿波踊り!祭りの後に、テキーラハウスで志留波阿連の踊りを目撃!

昨日、8/30は高円寺の阿波踊りに行ってきました!

このお祭りが好きで、この何年も毎年欠かさず行っています。

が、昨日は箱根にキャンプに行った帰りに渋滞に巻き込まれ、高円寺に着いたのが祭り終了の15分前!

泣きそうになりながら、祭りに向かいます(´・ω・`)

 

高円寺の1番ホームから見た、南口のロータリー。やってるやってる!

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町中に阿波踊りのお囃子の音が鳴り響いてる!

熱気が溢れてる!やっぱりいいなあ、高円寺の阿波踊り

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徳島出身で阿波踊り大好きな友達と合流して、大急ぎで祭りを見て回ります。

「ヤットサー!ヤットヤット!」の掛け声を聞くと、祭り好きの血が騒ぐ。

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お、高張提灯の乱舞も!これ好きなんだー!

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連には子供たちもたくさんいる!阿波踊りって、老若男女が一丸となって踊るのがいいよね♪

 

北口をひとしきり歩きまわり、阿波踊りの最後の時間を駆け足で楽しみました。

お祭りが終わり、少しずつ高円寺から人波が消え始めたころ、お腹もすいたので一杯ひっかけることに。

 

南口のルック街の中でもひときわ目立つ、テキーラハウスへ!

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ワカモーレをつまみつつ、テキーラショットやテキーラハイボールを飲んでいると、突然店内に阿波踊りの連の方々が…。

そしてはじまる阿波踊り

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近い!目の前で踊り子さんが踊ってる!

お囃子もすごく近いから、大太鼓の音がビリビリするくらい大迫力で迫ってくる。

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女踊りの娘さんも。可憐!

それにしても、赤・白・緑のメキシカンな店内の阿波踊りってシュール!(笑)f:id:tabinideru0:20150831214617j:plain

店にいたお客さん20人くらいは大盛り上がりで、騒ぎを聞きつけた通りすがりの人も店の周りに群がって総立ちで手拍子。

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写真は取れなかったけど、男踊りの男性方も威勢が良くてかっこよかったー!

 

短時間しか阿波踊りが見れなくて悲しかったけど、まさかのテキーラハウスで、しかも目の前で踊りをみれるなんて…!感動!

 

連の皆様は、観客を至近距離で楽しませて下さった後、爽やかに駅方面に去って行きました。

すると友人、勢いよく席を立って「ちょっと今の連の人の話を聞いてみたい!」と言い残して、ダッシュで商店街を北上していきました。

10分後、戻ってきた友人。

連の人に無事追い付いて、話を聞いたところによると、「志留波阿連」という高円寺の連の方々とのこと。

「さっきのすごく素敵でした!なんていう連なんですか?」と友人が話しかけたら、「そのイントネーションは徳島?それなら踊ろう」という話になってお囃子つきで一緒に踊ってくれたらしい!

テキーラハウスの店員さんで志留波阿連に所属している方がいらっしゃって、そのつながりで踊りを披露して下さったそうです。

sirubaa.jp

 

興奮気味の友人と一緒に、連の店員さんにいろいろ話を伺いました。

志留波阿連は、かつて高円寺南口にあった「シルバー通り」のシルバー商店会の皆様を中心につくられた連なんだって。

パルのエトアール通りの向かい側、いまの業務スーパーがあるところに、シルバー通りがあったらしい。知らなかった!

 

ふらっと店に寄ったら、阿波踊りも見れて、お話も聞かせてもらえて、なんだかすごくラッキーで素敵な夜でした!

高円寺って、お祭りって、人情あふれてていいなあ♪

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志留波阿連さん、テキーラハウスさん、楽しい「あとの祭り」をありがとうございました♪

 

テキーラハウスさんのHPはこちら↓

スペイン語の情熱的な音楽、“死者の日”の骸骨のオブジェ、赤・白・緑の内装が、メキシコ感満載でわくわくした!また行きます♪

tequilahouse.wordpress.com 

 

長渕剛10万人オールナイト・ライヴ2015in富士山麓に参戦。ドキドキの初参加、強烈な一夜、噂の規制退場…。

事情でしばらくブログをお休みしていましたが、久々に更新します!

8月22日~23日に、長渕剛のオールナイトライブに行ってきましたので、レポートします♪

 

長渕をあんまり知らないのに、チラシを観てチケットを予約

8月22日~23日に、「長渕剛10万人オールナイト・ライヴ2015in富士山麓」に行ってきました!きっかけは、このチラシ。

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このチラシが気になったんだけど、この時点でそらで歌えるのは「乾杯」「とんぼ」「青春」だけ。少ない。

でも、「このライブは伝説になるかもしれない」という漠然とした直感があって、行きたくなった。

それから、チラシを手にした直前、仕事がハードだった時に先輩が「たまには息抜きしろよ」ってカラオケに連れ出して歌ってくれた「しゃぼん玉」に無性にグッと来て、すごく救われた。それで、「ああ、しゃぼん玉を生で聴きたいなぁ」とも思った。

長渕好きな友達は思い当たらなかったけど、以前中島みゆきの夜会に一緒に行った女友達をメールで誘った。すぐに「面白そうだし行く!長渕剛あんまり知らないけどいい?」と返信が。

かくして、長渕剛をあんまり知らない、平成生まれの女二人での参戦が決定した。どうなることやら。

 

チケット代金15,000円は高いのか?

しかし、このチケットが15,000円。

さらに、会場の「ふもとっぱら」という富士山の西側にあるキャンプ場までの交通手段(バスや飛行機)はJTBのツアーに申し込む必要がある。

三島駅までの新幹線代が4,000円、そこからツアーバス代が6,000円。

現地での食費なども考えると、計30,000円弱はかかる。

気軽に払える額ではないけど、高くはないと思った。

普通のライブの2倍の値段で、普通のライブの3倍近い時間楽しめる。しかも、普通のライブじゃなくて、長渕剛が全身全霊で挑む最後のオールナイトだ。この本気を受け止めると考えれば15,000円は安い。

ライブチケット代だけで元が取れてる上に、富士山麓でキャンプできるのも楽しいし!

ネットじゃ「この強気の価格で、アクセスの悪い場所のオールナイトでは、よっぽどのファンしか行かないでしょう」なんてしたり顔の記事もいくつかあったけど、ファン歴の浅い私たちは意気揚々と申し込んで、この夏は毎日長渕のCDを聴いて予習に勤んだ。 

 

 ついに当日!長渕似のファンに囲まれて山麓を楽しむ

そんなこんなで、8月22日にいざふもとっぱらへ!こだまに乗って三島駅に着くと、ツアーバスを待つ人だかりが。

…どことなく長渕剛に似たたくましく男らしい方が多い。「マッチョ」「日焼け」「サングラス」「ライブTシャツ、もしくは自作の長渕Tシャツ」のうち3つ以上当てはまる方の多さに、1つもあてはまらない私と友だちは大いにビビる。でも、冷静になって見渡すと女性もけっこういらっしゃっる様子。

「女の人もたくさんいるね!」と勇気づけられながら、バスに乗ること1時間半、ふもとっぱらへ到着。

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ステージが要塞っぽくてかっこいい!!

この時点で16時、開演まで5時間あるので腹ごしらえをすることに。

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出店が100店以上あり、客席外のフリースペースではシートを広げてくつろげます。

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↓オフィシャルウォーター「剛水」。前述のしゃぼん玉を歌ってくれた先輩にお土産で買った!

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すこしずつ、日が傾いて、富士山がピンク色に染まりはじめる。雲が少し掛かっているけど、翌朝には快晴になるといいな、と思っていたけれど、どんどん雲が濃くなった。それにしても近くで観る富士山はでかい。

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ビジョンで時どき流れるダムのカラオケに合わせて歌ったり、会場のそこかしこでギターをかき鳴らすファンの方の演奏を聴いて過ごす。

 

 ついに開演!花火と太鼓で興奮の中スタートした第一部

 日も落ちてすっかり暗くなった8時半、突然爆音が。見上げると、大きな花火が!

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観客も大熱狂。ほどなくして、余興の太鼓がはじまります。

そこに、会場後方にヘリコプターが!見えないけど、長渕が乗っているよう。

いよいよ開演間近、太鼓の集団が燃える神輿に乗って会場を練り歩き、客席のボルテージも急上昇。

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(ここから、開演中の客席からの撮影は禁止なのでライブ風景の写真はありません)

そして、開演!一曲目の『JAPAN』がはじまると、全員総立ちで拳を突き上げる!

これが長渕剛のライブ…。動画で知ってはいたけど、自分が渦中にいると会場中から湧きおこる叫びの渦に気圧される。気圧されつつ自分も叫ぶ。

そして、長渕の最初の語りが熱い。

「雨が降ろうが嵐になろうが、俺たちの力で必ず朝日を引きずり出す!いいね。わかった?俺たちの思いをひとつにして、今日は最後までいくぞー!!」

全員熱狂。私と友人も、数か月前にファンになったとは思えないほど全力で熱狂。

4曲目のひまわりで、みんなが持参したひまわりを降っているのを見て、持っていない自分が悔しい。

ちょうど夏の終わりに、夏祭りを聴けたのもよかったな。

そして何より、第一部のハイライトは勇次!

曲が始まると、後ろのお姉さんが「クラッカー持ってないの?二人分あげる」とクラッカーをくれたの!勇次の「撃鉄が落とされ」で一斉にクラッカーを鳴らすのが恒例なのだけど、初心者につき恥ずかしながら存知あげず。お姉さんに手とり足とり教えて頂き、無事にタイミング良くクラッカーを鳴らせました!

長渕ファン、なんて優しいんだ…!!

そして、勇次では「信頼!信頼!信頼!」と何度も叫び、男泣き。圧倒される。

 

第2部ではゲストが登場。アドリブで巡恋歌も!

第1部が終わり、最初の休憩。アルコールは22時で発売終了ですが、ほかは食べられるのでかき氷をゲット♪

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0時を回り、そろそろ疲れが出始める。40分の休憩は少し延長して、すっかり体が冷えてしまい体力の消耗を感じる…。

そんななか、第2部の一曲目はいきなりとんぼ!

会場も沸騰、疲れも吹っ飛び全力で歌う。

とんぼの後は、親知らず、三羽ガラスと続き、ゲストの方が呼ばれました。

Maicoさんという沖縄出身の新人歌手で「てぃんさぐぬ花」という歌を歌い、そのあと長渕、ラッパー二人と共に平和をテーマにした歌を歌っていました。

 2部では、東京青春朝焼物語を聴けてよかったな!私は上京したことがないのに、なぜか彼の上京の歌が好き。思えば、上京したこともチンピラだったことも六畳一間に暮らしたこともないし、同じ時代を生きた訳でもないのに、長渕剛の歌に心奪われてしまうのはなんでなんだろう?

それから、2部の最後に「メニューにないのやるよ」って言って、巡恋歌も聴けた。こんな大掛かりなライブでも、アドリブあるんだとびっくり!

2部が終わったのは2時くらい。ずっと拳を突き上げて体も温まったし、長渕の「今日の主役はおまえたちなんだよ!」「照明、もっと明るくしてくれ!みんなの顔が見たいんだ!」という怒号が1曲に3回くらい飛び、こっちの情熱も燃えて深夜だけど疲れない不思議。

 

センターステージで弾き語りの第3部。車で場内を走る!

絆から始まった第3部、長渕がいきなりステージを降りて車に乗り込む!そして、車が観客席のブロックとブロックの間の通路に向かって発進!折しも、私たちがいたのが会場中央寄りの柵の近くだったので、柵にへばりついて長渕が来ることを祈って待つ。

そしたら、来た!スタッフが走りながらゴミを拾って、撮影車が続き、そして長渕を乗せた黒くてデカい車が登場。みんな「つよし~!」と叫び、私も思わず「つよし~!」と腹の底から叫ぶ。車は一瞬で通り過ぎたけど、剛まで3メートルくらいしか離れてなくて、肌の質感までしっかりわかったよ…!

(ここまで、長渕剛さんのことを何て呼べばいいのかわからなくて、とりあえず「長渕」って呼んでたけど、一度「剛」と叫んで非常にしっくりきたのでこれ以降「剛」と呼ぶようになります(笑)長年のファンの方は、なんて呼んでるんでしょう?)

車は客席中央のセンターステージにつき、ここで弾き語り開始。

「こんなに来てくれてたんだな」と感慨深げにつぶやいたのが印象的だったた。

LONG LONG TIME AGOと乾杯をしっとりと歌い上げる中、ほんの少しだけ降った雨がビジョン越しに吹雪のように映っていて、なんだか荘厳な雰囲気に…。

 この第3部では、バンマスの関さんという方と、長年剛を支え続けた笛吹さんという方も舞台に上がって演奏。笛吹さん登場時は、周りから「うおっ、まさか今日笛吹さんを見れると思わなかった…!」とどよめきの声があがっていた。

とんぼの頃も夜中に笛吹さんを呼びだして助けられていた、とのことで、英二の再現をする場面も!「ツネ、命大事にしろよ」って生で聞けたよ!

そして、鶴になったとうちゃんを熱唱。第3部では、しっとりと、しかし情熱的に歌い上げる曲が多くて、なんだか泣きたくなるような1時間半でした。

 

富士の背に昇る太陽を待つ第4部!朝日を引きずり出せ!

最後の休憩が終わった第4部、冷え切った地面で仮眠をとって起きると、誤算が!

さっきまで真っ暗だった空が、わずかに白んで来ている。もう朝じゃん。この夜から朝に変わる瞬間を見逃したのは痛い…!起きてりゃよかった!!

1曲目は明日をくだせぇでエネルギッシュに。その間にも少しずつ空が明るくなっていく。

2曲目は青春。青春を歌っている間に、富士山の稜線が次第にくっきりと姿を現し始め、空がピンク色に染まっていった。朝日の気配だ!7合目あたりに雲がかかっている…吹き飛べ!

3曲目はしゃぼん玉。ベテランファンのみなさま、ここで次々にしゃぼん玉を飛ばすけれど、急に吹き始めた風ですぐに消えてしまう。しかし!この風のおかげか、さっきまで富士山にまとわりついていた雲が急速に消えていった。すごい。「朝日を引きずり出そう」と願い続けた我々の気持ちが通じたのか。このまま雲が消えますようにと祈って歌い、しゃぼん玉が終わる頃には富士山からすっかり雲が消えたのだ。

そして、最後の曲、富士の国。ここで、富士山の左(北)の裾野は、迫りくる朝日でかなり眩しい。このあたりで剛が太陽に向かって色々と叫んでいたけど、疲れで朦朧としていたのでもはや何も覚えていない。でもひたすら、朝日を待って歌った。そしたら曲の中盤、ついに裾野から眩しい光が一直線に差し込んだ!なんというシナリオ通り。すごすぎる。よく覚えてないけど、たぶん叫んだ。みんなもたぶん叫んだ。朝日がさした瞬間から、急に熱くなって「ああ、太陽って熱いんだなあ」と思ったのだけ覚えてる。

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これが、その直前の写真。あまりに感動的だったからどうしても写真に残したくなって、撮影禁止の客席ブロックを一瞬で抜けて、光りの速さで撮ってダッシュで戻ったよ(笑)

こう、おそらく森部分と岩部分の境目と思われる部分から、朝日がこぼれてテッペンを照らしてるんだよね。この神々しさに感動を通り越して茫然とした。

この辺りは本当におぼろげにしか覚えてないけど、この朝日の感動をみんなで分かち合って、アンコールに突入して、明日へ向かってを歌った。終演直前、「両手をあげてくれ」って剛に言われて、剛も手を上げて何かパワーを送られた、はずだ。数分間あげっぱなしだったけど、みんながんばってちょいちょい休憩しながらあげ続けていた。そして最後は万歳三唱。精根尽き果てながら、最後の力を振り絞って全力で万歳した。

剛の「また会おう!」の言葉に、次回はひまわりとクラッカーとしゃぼん玉持参で参戦することを誓って、9時間20分のライブは終わった。

 

話題の規制退場!1キロの道のりを2時間かけて歩く?!

終演のアナウンスがあり、退場についての説明が流れる。ここで、規制退場の発表。リストバンドのカタカナごとに時間が決まっており、私は「キ」だったので「カ行」の開始時間9時以降の退場になるらしい。このとき6時半。2時間半もあるので、シートで仮眠を敷いて寝ることにした。疲れのせいか、地べたで2時間半まるまる熟睡できた。

しかし、9時を過ぎてもなかなか「キ」は呼ばれず。あとでネットで知った所によると、リストバンドを無視して退場しようとした方がゲートに殺到して「ア行」の方が中々出れず、時間が押してしまったらしい。携帯の電池も切れ、することもなく非常に暇だ。ようやく「キ」が呼ばれたが、ここからが大変だった。出口に近いトイレから、バス乗り場までの1キロちょっとに人が大渋滞していて、中々前に進まない。

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結局、この1キロを2時間かけて歩いた!人生発、牛歩。

炎天下の中、日陰もなく、水もつきかけて先輩にお土産に買った「剛水」を飲んで凌ごうか葛藤しながらの、なかなか辛い2時間だった。

その後、バスを一回乗り継いで、三島まで計2時間かけてバス移動。そこから家まで新幹線と電車で2時間と少し。

これまで何度かイベントで帰宅難民になったことがありますが、これは結構つらい方でした。でも、個人的には草っぱらでの昼寝も楽しく、ハードな牛歩も含めてさらにこのライブが印象的になるいい思い出だと思っています。

ただ、人によってはふもとっぱらを出るのが夕方になってしまったり、体調がすぐれない中で屋外で過ごしてきつかったりという話も聞くので、序盤に抜けられた人以外には優しくないシステムだったのかもしれません…。クラッカーをくれたお姉さまをはじめ、皆様ご無事に帰宅できていますように…。

 

最後に

コアなファンが詰めかけるこのライブに置いて、ライブのチラシを見て剛を聞き始めると言うレアな観客だったとは思いますが、実に楽しいライブでした!

初心者ながら、剛の本気を9時間以上に渡り受け止め、最後のオールナイトライブを全身で満喫できた素晴らしい一夜でした。

長渕剛さん、スタッフの皆さん、会場にいた観客のみなさん、最高の時間をありがとうございました!

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トルコの地酒「ラク」は強烈…舌がビリビリに…!宴会、そして夜の徘徊で、セルチュク最後の夜をエンジョイ。

セルチュク2日目の夜。

マリア、ジリアン、ニコル、CEO(ガイド)のデニス、ドライバーのチンギスと一緒に、デニスオススメのレストランにやってきた。

 

まずは前菜(メゼ)を選ぶ。今日までの旅で、食事の時にみんなが自分のメゼをたくさん分けてくれたから、今日は私も奮発してたくさん頼んじゃおう!

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手前から時計回りに、酸味のきいたヨーグルトのペースと、塩味のスクランブルエッグ、トマトベースの煮込み、ビネガー風味の豆サラダ。

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どれも、素材の味はしっかりして、味付けはどぎつくなく、日本人にも好みの味。

トルコは全体的に食べやすい料理が多くて、食事が楽しい旅だった。

 

今日のドリンクには、蒸留酒「ラク」を注文。これまで、地ビールのエフェスか定番カクテルしか飲まずにきたから、地元のお酒にチャレンジしたくて。

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高さ15センチくらいのグラスの半分くらいに透明な「ラク」が注がれていて、氷の容器で冷やされている。

そこに水を足すと、こんな感じで白く濁る。

 

いざ飲もうとしたら、マリアとジリアンが目配せしてクスクス笑ってる!

私「なになに?!どうかした?!」

ジリアン「あなた、それがどんなお酒だか知ってる?」

マリア「私たち、チャナッカレであなたが帰った後、もう一軒行ってこれを飲んだの」

私「で、どうだったの?」

ジリアン「wwww」

マリア「自分で確かめるべきね!私はもう飲まないけど、きっといい経験だからぜひ一杯!」

で、なぜかカメラを構え出すマリア。

 

いやー、なんかすごいものを頼んでしまったっぽい。。

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一口、多めに含んで、ごくっと飲みこむ。

 

…めっちゃビリビリする!なんだこれ!!

強いお酒特有の、飲みこみづらくてカァ~っと回る感じも強烈なんだけど、なぜかビリビリする。

辛い、というか、なんかケミカルな味がする。

 

強烈な味にやられて渋い顔をしてる私を見て、みんな爆笑。

マリアに写真を送ってもらえば良かったけど、たぶんひどい表情をしてたはず(笑)

ちょっと口いっぱいに含み過ぎたよね!

 

「なんか、すごい味…。どことなく薬品っぽい味がする気がするんだけど…」

と、息も絶え絶えに言うと、デニスが教えてくれた。

「アニスっていう薬草が入ってるから、たぶんそのせいね」

 

いや~、強烈。

個人的には、ごはんに合う酒ではないなぁ…笑。

ナッツとか、塩辛いつまみと一緒に飲むならいいかも?!

 

そうこうしている内に、ケバブ到着!

お肉はまたラムを選びました。日本だと鳥や牛より高いから、トルコにいるときに存分にラムを楽しんでおこうと思って。トマトソースがたっぷりでおいしい。

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この時点で、皿の向こうのラクはほとんど減っていません(笑)

 

テーブルに肉が来ると、急に何匹も猫が寄って来た!

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猫と遊ぶチンギス。肉をそのままあげると塩分が多すぎて体に悪そうだから、丹念にナプキンで拭きとってから差し上げる。

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ラクとケバブを楽しんで、ひとしきり宴会で盛り上がった後、チンギスは日課のウォーキングへ。私たちは町をぶらぶらすることに。

私は、今日の昼に行ったフーリアさんのいる土産物屋が気に入ったから、そこにみんなを案内した。

 

あ、看板猫のズズはやっぱり店先に居る!

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 「あら、また来てくれたのね!」と歓迎してくれるフーリアさん。

「仲間も連れて来たの!」と言うと、人数分お茶を入れてくれた。

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私はなべしきを2枚、自分用と祖父へのお土産用に選んだ。

マリアは小さなピアスを買ったみたい。

デニスはここの店に来るのははじめてで、フーリアさんとしばらくトルコ語で話しこんでいた。

 

すると、奥に居た店のおじさんが「君たちにプレゼントだよ。何度も来てくれてありがとね」と言って、キーホルダーを贈ってくれた。金糸の入ったしおりもくれた。

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人情に嬉しくなって、この店がますます好きになった。

「デニス、またツアーでセルチュクの町に来たら、またこの店に寄ってあげてね!」と言ったら、「OK!でも、あなたここの広告屋さんみたいね!」と笑われた。

いくら広告しても私には一銭も入ってこないけど(笑)、でも素敵な店はみんなに教えてあげたくなってしまう。

 

30分くらいセルチュクをぶらぶらして、ホテルに帰ることに。

たった2泊のセルチュクをずいぶん好きになってしまったので、明日の朝にはここを経つのが寂しかった。

旅ではいつも、初めての町を少しずつ知って、好きになる頃に町を離れるから切ない。でも、その切なさが旅の醍醐味だったりする。

 

ホテルに着く直前、ベジタリアンのジリアンが自分用のフルーツを買っていた。

グラム売りの果物の屋台、日本にはないよなあ。こんな夜までやってるってことは、買う人が結構いるんだろうな。

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最後に、セルチュクの町で印象に残った、なんでもない風景をいくつか。

 

ホテルの屋上からの眺め。町はあまり大きくなくて、町をはずれると、すぐに野っぱらや畑が広がっている。

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屋上は朝食のレストランとして使われている。朝日と風が開放的で気持ちいい。遠くには聖ヨハネのバジリカが見える。

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ホテルのすぐ近くには、猫とアヒルがいつもたむろしていた。私は寝るとき多少うるさくても朝まで爆睡できる方なんだけど、ジリアンは「あのアヒルが朝騒いで寝れなくて大変だったの!」と憤慨していた。

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このタイプの鳥の丸焼きも街中で良く見かけた。日本だと縦長のそぎ落とすケバブばかり有名だけど、トルコの街中ではいろんなタイプの肉料理があった。

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このボードゲームをやってる人がたくさんいて何だろうと思ってたんだけど、これが有名な『バックギャモン』なんだね!ネットで検索して初めて知った。

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以上で、セルチュクは終わり!

明日はパムッカレ。真っ白な石灰棚が楽しみです。

小さな駅舎、孤高の女デザイナー、道端の少年。セルチュクを歩けば、素敵な出会いがたくさん。

トルコの旅も中盤。エフェス遺跡にG-Adventuresの仲間と行ったあと、夕方は一人でセルチュクの町をぶらぶらすることに。

 

トルコはサマータイムのせいなのか、ずいぶん日が長い。夕方なのに昼間みたいに明るかった。

 

まず、向かったのはセルチュクの駅。小さな駅舎の屋根の向こうに、飛行機雲がふた筋のびる。

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セルチュク駅は地元の人と観光客でにぎわっていた。ホームから線路に足を投げ出している人がいるけど、いいの?!

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北へ向かう線路はまっすぐ伸びる。ずっと行けばシリンジェ村に着く。

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このひなびた駅が気に入って、しばらくここで行き交う人々を眺めることにした。

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ベビーカーを押すお母さんたちと、はしゃぎながら踏切を渡る男の子。

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大きな箱を両手に持って運ぶおじいさん。

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スカーフを巻いてゆっくり歩くおばあさん。

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時どき、バイクも通る。

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電車が来るまでここにいようと思っていたけど、なかなか来なかった。

ここで暮らす人たちが踏切を渡る様子をたくさん見て、なんとなく満足したので、街中に戻ることにする。

 

ふらふらウロウロしていると、土産物の軒先に猫発見!焼き物の中に収まっている。

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「この子はズズって言うのよ」

店の中から女の人に呼びかけられた。

「ズズは私の猫。店先が彼女の家なの」

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彼女の名前はフーリアさん。

「私はデザイナーで、デザインしたアクセサリーをここで売ってるの。良かったら見ていかない?」

まだトルコ土産をほとんど買っていなかったので、お店の中を覗くことに。

「あなた、日本人?私は日本の名前も持っているの。“ユリ”って言うのよ。ここで日本語がわかる人はいないから、誰もそう呼ばないけどね。それにここの人は、みんな私をジュリアって呼ぶの」

「もしかして、スペイン語でJuliaって書くの?」と聞いてみた。

「そうよ!よく分かったわね」

「昔スペイン語を少しだけやってたの。スペイン語は“Ju”を“フ”って読むでしょ?」

彼女が生粋のトルコ人なのか、スペインもしくは南米系の人なのか、よくわからなかったけど、そのままゆるゆると雑談を続けた。

すると、フーリアが「お茶を出すわ。ストレートとリンゴ味と砂糖入りとどれがいい?」と言うのでリンゴをお願いした。

客引き+お茶出し、って下手したらボッタクリの可能性もあるけど、店の中をざっと見た感じは比較的良心的な値段のようだし、いただくことにする。

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「この店は、去年トリップアドバイザーでトルコの1位になったの」

と、賞状を見せてくれるフーリアさん。これはすごい!!!

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「1位にはなったけれど、何も無理して宣伝した訳じゃないの。この店が1位になった理由、わかる?」

フーリアさん、ぐいぐい来る!ぐいぐい加減に押されて焦る(笑)

でも、表情はクールながらキップが良くて世話好きなフーリアさんのことを、この時点でだいぶ気に入っていたので、理由を聞いてみた。

「それはね、誠実さ。私は儲けの為に誰かをだましたりしないの。土産物屋は観光客をだますことが多いでしょう?適正な値段で売らなかったり、産地や素材をごまかしたりして。でも、そう言うのは良くない。何をやるにしても、誠実さが一番大切なの。」

 そういえばフーリアさん、スカーフや焼き物の値段を聞いたとき、手作りかそうでないかも逐一教えてくれた。

「こっちはイスタンブールで買うと高いけど、あっちはどの町でも同じのが買えるから、荷物が重いのが嫌なら次の町で買うのがいいわ」

「このスカーフは外国製だから安くて40リラ。国産スカーフは最低80リラはする。他の店で国産スカーフだと言って80リラ未満の値段で売られそうになったときは、産地を偽っているから気をつけなさい」

なんて、「ここで買うのが安いよ」「国産だよ」と適当に言ってしまえばコロッと買ってしまいそうなのに、正直に話してくれていた。 

フーリアさんを好きになってしまったので、いくつか焼き物を買うことに。

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そしたら、メタリックの綺麗な包み紙でラッピングしてくれた!

「これも私のこだわり!一つしか買ってない人でも、たくさん買った人でも、心をこめてラッピングするの。いつも素敵な袋とリボンはたくさん用意してある」

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ラッピングしながら、彼女は自分自身について教えてくれた。

この店は夏だけで、普段はイスタンブールに店を出しているらしい。セルチュクは物価が安くて節約暮らしには最適だし、気候も穏やかで暮らしやすい。2つの町を行き来しながら、デザイナーをしつつ店にも出て、ネットでもアクセサリーを販売して、一年中働き通しとのこと。

「デザインも商売も才能があって、まるでスーパーウーマンね」

と言ったら、「家族を養うために必死に働いてきた。最近は働く女性も増えたけど、トルコは今でも女性が働きやすい国じゃない。若い頃は特にそうだったけど、私は強くなる必要があったの。でも、これまでの人生でたくさんの人が助けてくれた。特に、女のひと。あなたは若いからまだ知らないかもしれないけど、女は女の味方だから。女同士は分かりあえるし助けあえる。国も年齢も関係なくね。このことは覚えておいて損はないわよ!」

…なんだかすごい話を聞いてしまった、と呆気にとられていると、すべてラッピングが終わって、笑顔で袋を渡してくれた。

「お茶とお話し、ありがとう」

「店に来てくれてありがとね。良い旅を!」

フーリアさんは店先まで出て、猫のズズと一緒に見送ってくれた。

旅をしていると、不意打ちで誰かの人生の話を聞いてしまったりするから面白い。

 

フーリアさんの店を出て、ホテルへ向かう道を歩きはじめた。

猫に興味心身の男の子と、男の子を抱きかかえて猫に近づかせてあげようとしてるパパと、悠然と座っている猫。

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インコも発見。

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もうすぐホテル、と言う時に、遠くから小学生くらいの男の子たちが駆け寄ってきた。

「チャイナ?ジャパン?コリア?」

「ジャパニーズだよ!」

お互い言葉は通じないけど、なんとなく盛り上がる。片言の英語が話せるみたいで、あとで調べたら6歳から英語教育がはじまるらしい。

「フォト」と言いながら、カメラを構えるジェスチャー。

どうやら撮って欲しいみたい。

カメラを構えると、ちょっとカッコつけたポーズ!

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「見せて見せて!」

この写真を見せると、すごく喜んでくれた♪♪

カメラを覗きこむとき、左の子が私とほっぺをぎゅっとくっつけてきて、可愛かったなあ。

男の子たちが何を言ってるか分からなかったけど、しばらく嬉しそうにはしゃいでいた。笑いながらお互いをヒジでつつきあって何か言ってたけど、「カッコいいじゃん」とか言ってるのかな?

思えばトルコでちびっ子と話したのは初めて!

 

一人でフラッと繰り出したセルチュクの町歩き、思いがけず素敵な出会いがたくさんありました♪♪

 

 

※念のため補足しますと、「写真を撮ってと言われて写真料をせびる」「撮影の前後の隙を狙って財布をすられる」等のトラブルもよく聞くので、その点はご注意を…。トラブルを避けようと思って一切の交流を経つと、楽しい触れ合いもなくなってしまうから、兼ね合いが難しいところですね…!

 

ブロードウェイミュージカル『ジャージーボーイズ』を最前列で!ヘイデン・ミラネースの瞳に恋してる。@東急シアターオーブ

※一部ミュージカルの内容に言及しています。

『ジャージーボーイズ』が待望の来日公演!

6/25(木)から、ブロードウェーミュージカル『ジャージーボーイズ』の上演がはじまりました。

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『ジャージーボーイズ』は、1960年代に一世を風靡したバンド“ザ・フォーシーズンズ”の結成から成功、解散、そしてロックの殿堂入りまでを描いた物語です。

ザ・フォーシーズンズはニュージャージー州で結成された4人組のバンドで(だから“ジャージー”ボーイズなのです)、最大のヒット曲は『シェリー』。若い方にとっては、メインボーカルのフランキー・ヴァリがソロで出した『君の瞳に恋してる』あたりが耳に馴染みがあるかも知れません。

『ジャージーボーイズ』は2005年にNY・ブロードウェイで上演を開始、2006年にはトニー賞を受賞、その後、現在に至るまで世界各地で上演を続けています。

2014年にはクリント・イーストウッド監督により映画化されました。

 

私とジャージーボーイズの出会い(&スト―リー解説を少し)

父がザ・フォーシーズンズのファンで、実家でもCDがずっと流れていたので、幼いころから彼らの曲は何となく知っていました。

2年前にNYに行ったとき、ブロードウェイでジャージーボーイズを上演しているのを知って、「そういえばシェリーとか有名な曲なら知ってるし、ちょっと観てみるか!」と思ってAugust Wilson Theatreに足を踏み入れました。

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ふらっと入った『ジャージーボーイズ』、素晴らしかった。

まず、歌が素晴らしい。フランキー・ヴァリは男性なのに女性ボーカルと間違われるほど高音の超個性的ボイスなのですが、役者さんの声が激似!

そして、実話に基づいたストーリーが泣ける。売れない時代を経てスターダムに駆けのぼる快進撃、次第に強くなる仲間内の不協和音とその苦悩、バンドの決裂とひとりになったフランキーのソロでの再起、そして、年老いた彼らの再会。そのドラマティックな軌跡が4人それぞれの視点で繊細に描かれていて、円満だったバンドが壊れていく様は実に悲しく、それでも彼らが長年の時を経て再会してもう一度歌うシーンは心底ぐっときました。

映画「ジャージー・ボーイズ」でおじさんが号泣してるらしい - NAVER まとめなんて記事もちょっとバズったりしましたが、おじさんじゃないけど私もこっそり泣きました。

これ、リアルタイムでフォーシーズンズを聴いていた方にとっては、もう泣けて泣けてしょうがないミュージカル&映画であることは間違いありません。

だから、ファンだった父にいつかこのミュージカルを観せたかったのです。

 

シアターオーブ最前列で2度目の『ジャージボーイズ』

NYから2年半、ついに『ジャージーボーイズ』の来日が決まりました。

発売時刻に電話をかけて、運よく電話がつながり初日・最前列のチケットをとることができました。もちろん、父を連れていきます。 

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渋谷ヒカリエの11階にシアターオーブがあります。

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場内は写真禁止なので、写真はここまで(´・ω・`)

席に着くと舞台が近くてドキドキ。私の席は1階1列29番、中央の少し右です。舞台から1メートルくらいしか離れていません。

 

細かい演出やシナリオは上演中なので控えて、素晴らしかった点を挙げてきます。

ブロードウェイの役者のすごみ

ブロードウェイの役者って、本当にかっこ良いんです。顔立ちどうこうということより、演技のすごみ、舞台で放つとてつもないオーラ。メインキャストは勿論、後ろの方でちょっと酒をあおる役の動きさえ、なぜか魅力的。全役者の一挙手一投足にくぎ付けになってしまう。完全に主観ですが笑。

フォーシーズンズ役はこの4人です。左からボブ、トミー、フランキー、ニック。(パンフレットより)

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ヒット曲満載、しかも再現度高し

ジュークボックスミュージカルなので、ザ・フォーシーズンズのヒット曲がたくさん聴けます。耳になじんだ歌が素敵な役者さんによってド派手な演出の中で歌われると、なかなか興奮します。しかも、フランキー役のヘイデン・ミラネースの声がよく似ているのです。パンフレット情報だと、フランキー役を発掘するための『フランキー・キャンプ』なるものがあり、世界中からフランキー役が出来そうな若者を100人ほどスカウトして、10人くらいキャンプで養成して、その中のラッキーな2~3人がデビューできるそう。生まれ持った声+フランキーになるための特別な訓練を受けてたんですね…!

舞台に近い席は、役者と目が合いまくる。

最前列をとって良かったのは、役者と何度も目が合うこと。役者さん、けっこう座席の観客の目をしっかり見るんです。流れる汗やウインクもしっかり見えて、踏みならす足音もビリビリと迫ってきて、臨場感がすごいです。

(ただし、両脇の字幕はほぼ見れないので、字幕を読む方は少し後ろの席の方が良いかもしれません。私の英語力はたいしたことないですが、前で観たい派なので字幕なしでムリヤリ観ちゃいます。)

生演奏のすごみ

観客からは見えないのですが、 演奏はすべて生バンドなんですね。しかも、劇中のライブやレコーディング風景の時には、ドラマーが舞台に上がって演奏します。フォーシーズンズのライブに居合わせているような感覚に陥ってしまいます。

懐かしの1960年代ネタ満載

フォーシーズンズに登場する人物や出来事は、ほとんどが実際のものです。なので、フォーシーズンズの楽曲は勿論、当時のヒット曲もガンガン流れますし、実在の人物やレコード会社の名前もたくさん出てきます。某超有名カタブツ司会者の映像がチラッと映り分かる人だけ盛大にどよめく瞬間があるなど、「1960年代が懐かしいor熱い」方には嬉しい小ネタが盛りだくさんです。

 

ビバ最前列! フランキーが“君の瞳に恋してる”を歌ってくれる!

そんなこんなで、役者に圧倒され、ヒット曲に盛り上がり、小ネタに笑いながら楽しく観ていました。

後半、ソロになったフランキーが“君の瞳に恋してる”を歌うライブシーン。

レコード会社から「こんな曲は売れない」と突き返されても諦めず、曲をかけてくれるラジオ局を探しあて、やっとのことで歌いはじめたこの歌。

噛みしめるように1番から2番のAメロを歌い、観客みんなに感動が広がっていきました。

そして、2番のサビで、急に声が高揚して情熱的な歌声に変わったとき、事件がおきました。

I love you baby~♪と絶唱しながらフランキーが伸ばした手が、私を指差したのです。

アレです。ミュージカルでたまにある、役者が最前列の誰か一人に向かって熱烈に歌い、周りがヒューヒュー言うアレ。

アレを人生でやってもらえる日が来るとは思わなかった(´;ω;`)

 

I love you baby
And if it's quite all right
I need you baby
To warm the lonely night
I love you baby
Trust in me when I say

 

↑これ!これ全部、私に手を差し伸べて、見つめて歌ってくれました。

その間20秒。ときめきで倒れそうになったのって、生まれて初めてです(´;ω;`)

ドキドキしすぎてしばらく動悸が止まらず、終演までずっと頭痛がしてました(笑)

 

この話を友人に話したら「すごいいい話だけど、途中まで妄想で話してるのかと思ってちょっと心配したww」と言われたりもしましたが、誓って本当です(`・ω・´)

 

こんなことも現実にあるので、前列の方は心して座って下さいね笑!

 

前列の責任?!スタンディングオベーションは先陣を切るべし

でも、前列ってプレッシャーもあったりします。

それが、「スタンディングオベーション」。

本編が終わって幕が閉まる直前にスタンディングオベーション→カーテンコールに突入、っていうのがよくある流れ。なので、劇中はずっと油断しておりました。

前半で一番盛り上がるライブシーンが終わった後、勿論場内は大喝采なんですが、キャストが中々袖に引っ込まなかったんですね。

そしたら、トミー役のマシュー・デイレイが、こっちに何度もウインクしてくる。

「ウインクされちゃったー!!!」って超興奮しながら、ガンガン拍手を続けました。

で、休憩時間にはいったとき。

私「前の席って、役者と目が合っていいでしょ」

父「うん」

私「トミーにウインクされちゃった!」

父「あれ、今思えば、スタンディングオベーションの合図だったんじゃないの?」

私「なにぃぃぃぃ?!」

たしかに…長すぎる拍手の時間、多すぎるウインク…不自然だと思っていたけど、合図ならすべて合点がいく。

やっぱり、前の1~3列くらいの人って、スタンディングオベーションするべき時に率先して立たなきゃだめだよね…。

仮にトミーのウインクに意味がなかったとしても、あそこにスタンディングオベーションがあっても全くおかしくなかった。あった方が良かった。

休憩時間中、全力で反省タイムでした…。

 

↓右からトミー役のマシュー・デイレイ、ボブ役のドリュ・シーリー、フランキー役のヘイデン・ミラネース、ニック役のキース・ハインズ。

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ミュージカルの醍醐味、カーテンコール

ブロードウェイミュージカル、本編はもちろん素晴らしいですが、カーテンコールもすばらしいです。

役者が勢ぞろいして豪華絢爛なステージ、気合の入った生演奏、割れんばかりの拍手…。

ジャージーボーイズのカーテンコールで良かったのは、キャストが劇中でもやっていた独特のステップがもう一度見られたこと。実際のフォーシーズンズは大きく動く振付ってあまりしていなかったのですが、振付師のセルジオ・トルヒーヨが考案した躍動感あふれるステップが、このステージにすごくハマっていました。

周りを見ると、一緒にステップを踏んでる方もたくさん。

いつもは無口な父も軽快に踊っていました。

こんなに楽しそうな父を見たのははじめて…。

楽しんでもらえたなら本当にうれしい!

 

予想外に大量のお土産を買うことに…

もともと開演前に買ったパンフレット以外は買うつもりが無かったのですが、“君の瞳に恋してる”の件ですっかり舞い上がっていたので、お土産コーナーに直行。

吟味した結果、Tシャツ、トートバッグ、手ぬぐい、フォーシーズンズのベストアルバム、ジャージーボーイズのオリジナルキャストアルバムを買いました。

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いやいや買いすぎ…もっと吟味しようよこの時の自分…。

しばらくは、このCDをヘビロテする予定です♪

 

なんと、公演中ですがまだチケットが買えます!

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まだ、日によっては残席僅少ではありますが、まだチケットがとれるようです。

(プレイガイドによって取れる席が異なります。複数を比べてみると良いかと思います!)

気になる方は、ぜひどうぞ!

 

おまけ

最後に、場内の写真をいくつか。

トニー賞のトロフィー

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フランキー・ヴァリの来日公演のポスター。サイン入り!!すごい!

もちろん、これも父と行きました♪

今日の会場に、これも行った人もいらっしゃったことでしょう。

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以上です!読んでくださってありがとうございました。

もしお読みいただいた方の中で、ジャージーボーイズ・フォーシーズンズに少しでも興味を持って下さった方、勢い余ってこれからチケット予約しちゃう方がいらっしゃったら、とても嬉しく思います♪

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エフェス遺跡は猫の楽園!古代の劇場、音楽堂、図書館に紛れる猫、猫、猫。

今週のお題「海外旅行」、と言われなくても海外旅行の記事ばかりですが笑、トルコの旅の続きです。

 

トルコ西部を巡るこの旅のハイライト、エフェス遺跡へ!

デニス、ジリアン、ニコル、マリアと一緒に、ギリシア人たちの古代都市へ足を踏み入れます。

 

南の入り口から入って、まず現れたのはヴァリウスの浴場跡。

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エフェスは上下水道が完備した、当時の最先端の都市。かつての土管が無造作に積まれていました。

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かつての音楽堂、オデオン!音楽を楽しむ古代のギリシア人になったつもりで、石段に腰掛けてみる。

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クレテス通りを上から見下ろすと壮観!大きな柱がそそり立つ目抜き通りが、ケルスス図書館の方に伸びている。

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クレテス通りを下っていくと、彫刻があしらわれた石の上に猫発見!まるで玉座に座る王様の風格。

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あ、ここにも!ギリシャ文字が刻まれた石碑の後ろから、若い猫が飛び出してきた!

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石碑の上でごろーん。

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また発見!いたるところに猫がいる!

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由緒正しい古代遺跡が、まさか猫の楽園になっているなんて…。

 

崩れて残ったアーチ。花の模様が刻まれている。

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遺跡の修復?発掘?誰かが工夫さんに「写真撮っていい?」と聞くと、真ん中の二人が急にイカした立ち姿でポーズを決めたので、通りすがりの観光客みんなが彼らの写真を撮っていきました(笑)

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あ、首の無い石像…。

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ここは、かつてのトイレ!なんと、大理石の水洗トイレ。なんて贅沢な!

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そして、辿りつきました。ケルスス図書館。やっぱり猫がいる。

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図書館の左手の日陰で涼む猫。

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図書館の石段に座って、記念撮影!

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ふと上を見上げると、壁面にも天井にも繊細な彫刻が一面に広がる。

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石畳の目抜き通りから外れたら、でっかい蛇がシュルシュル…!びびった!

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図書館と大劇場を繋ぐ道、マーブル通りを渡ると、途中に謎の足形が。

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これは、売春宿の宣伝だそう。足の左上にあるボツボツはハート、右下にある模様はお札。私は判別できなかったけれど、足の右上には娼婦の顔が描かれているらしい。

マーブル通りをまっすぐ進むと、大劇場!大きい!

なんと収容人数24000人。ちなみに武道館の収容人数は約15000人。

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この石段を埋め尽くす群衆が、舞台で猛獣と剣士の闘いに熱狂していたなんて…。

その怒号と歓声を想像するだけでくらくらします。

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エフェス遺跡をひとしきり歩ききって、北の出口から出ようとしたとき…。

野良亀発見!なんで亀が…!

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さらなる衝撃。亀さん、石の隙間に入っていく。

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ここ、家なの?!入ったら出れるの?!?!

謎は深まるばかり…。

 

それから、エフェスで面白かったのが、この大理石に刻まれた暗号。

円の中に、円を8分割するように線が刻まれている。

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エフェスはギリシア人の都として栄えながら、キリスト教も普及した歴史を持つ。

人びとは自分と相手の宗教を確かめるために、この暗号を密かに使っていたんだって。

ただの円と線に見えるけれど、“fish”と書いてあるらしい。

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1時間と少し歩いて、私たちは遺跡をあとにしました。

古代に大いに繁栄しながらも、今は崩れかけた遺跡が残るのみのエフェス。

その壮大な歴史なんて意に介せず、我がもの顔で暮らす猫たちが可笑しくて、ついつい猫の写真ばかりとってしまいました。

今日も、エフェスの猫たちが元気で暮らしていますように!

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トルコの遺跡で野良猫に懐かれる!セルチュクの聖ヨハネ教会の、猫と亀と青空。

エーゲ海の真珠”と呼ばれるイズミル県のセルチュクで、はじめての朝食を。

今日の午前は自由行動。朝食を食べから、この写真の奥にある聖ヨハネ教会にいくつもり。

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「ヨーロッパとアメリカの旅行者は、必ずここを訪れるの。もちろん、あなたにも興味深い場所だと思うから、ぜひ行くことをお勧めするわ」

G-adventuresのCEO、デニスは昨日私にそう言ってくれた。ちなみに、ガイドブックには「St. Jean Kilisesi」と載っていたけど、デニスは「St. Jean Basilica」と呼んでいた。

丘の下から、バジリカを目指す。

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廃墟の向こうには大きなトルコの国旗、そして青空!

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ここは12使徒のヨハネ聖母マリアを連れて、エルサレムから逃げて行き着いた土地。ヨハネはパトモス島に幽閉されたけれど、後に釈放されてここに戻り、死後はこのバジリカに葬られた。だからここは、ヨハネの墓地でもある。

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そんな歴史的に意義がある場所なのに、思いのほか人が少ない。

有名な場所なのに、誰もいない廃墟を歩いているような不思議な気分になる。

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のんびり遺跡を歩いていると、猫発見!

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妙に人懐っこくて、こちらにまっすぐ寄って来た。

私が座って休んでいると、ビーサンをくんくん。

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そして、膝の上に乗ってきた!なんということでしょう…。

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しかも、肉球をグーパーグーパーと押しつけて、ふみふみしてくる。

子猫が母猫に甘える仕草!懐かれてる!

でも、めっちゃ爪が出てるの分かりますか?爪、痛いです…笑

 

猫ちゃん、遺跡の中を我がもの顔で闊歩なさる。

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で、私がまた石段に座って休んでいると、また寄ってくる(笑)

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白い大理石の上、つまり聖ヨハネのお墓の上を、きままに歩く猫。

古代遺跡の中で自由に暮らす猫、かっこいいなあ。

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…なぜだ…、亀もいる…!

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びびった。野良亀って普通に歩いているものなの?!

でもトルコで他にも亀を見かけたから、案外いるのかもしれない…野良亀…。

 

遺跡の上には、シュバシコウも!

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なんだかんだ1時間以上、ここでぶらぶらしてしまった。

こういうひなびた遺跡、好きだなあ。

団体旅行客がたくさんくる場所もいいけれど、“忘れられたままひっそりと残っている”感じがする場所の方が、歩いていてわくわくする。

 

バジリカの散策を終えて、ランチにはサンドウィッチを。できたて、おいしい!

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もちろんチャイも頼んで一服。相変わらず渋いので角砂糖が必須。

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まったり食べていたら、またしても猫が!足にすりすりしてきた。

本当に猫が多い。新宿でカラスを見かけるくらいの割合で、猫がいる。

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おいしいサンドウィッチ、ごちそうさまでした!

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静かな遺跡の静かな朝、そこにひっそり現れた野良猫。 

あわただしい旅の日々の中で、水を打ったように穏やかで密やかなひとときでした。

ランチのあとは、この旅のハイライト「エフェソス遺跡」へ!

また、賑やかな旅に戻ります。